青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

 東京帰ってきました。卒論提出もあと15日を切りました。帰りの新幹線で読み直したのですが、ぎゃーす、駄文のオンパレードです。でも註も含めて42000字、よくもまあ書いたもんです。そこだけは有森裕子ばりに自分で自分を褒めてあげたいと思います。


 じゃ土曜日から振り返ります。
 土曜日はパワプロの後始末をしてました。有望選手だけ入れてとりあえず栄冠ナインの区切りをつけ、果ては弟と買ってきたウイイレJリーグ版)の対戦をする始末。あ、でもブラックバラエティ見ながら卒論を結合はさせてましたけど。あと銭形海を見ながら脇では印刷。サイズを結構小さくしてもざっと一枚に1200字で表も含めて40枚。ちなみに本番のやつはもっと字が大きくなるのでその2倍から3倍の量の紙が消費されます。卒業論文はまさに環境破壊との戦いです。いかに無駄遣いをしないか、ってとこでしょうか。


 で今日は帰ってきました。今日の新幹線車中ではパソコンを広げるのもなんだなあと思ったので、クレヨンしんちゃんの47巻と宮本延春先生の『オール1の落ちこぼれ教師になる』を読んでました。47巻は感動します。泣きそうになりましたよ。あと『オール1〜』のやつは、自叙伝みたいな感じだったのですらすら読めて2時間ぐらいで読めましたかね。『ホームレス中学生』もそうだけど、こういう本を書ける成功者っていうのは個人の境遇は不遇であっても、本当に周りの人に恵まれている。だからこそこうして本が書けるのだろうし、そしてそれに驕ることなく感謝をしている。そして何よりそれを支えている先生がいい人!自分もそんな先生になれたらいいなあ。なれるかな?専らの個人主義だけどなれるかな?
 ちなみに宮本先生はヤンキー先生と共通しているところがあるんだけど、自分も「落ちこぼれ」だったというのをすんごく武器にしている。だからこそ本が書けるんだろうし、話題にもなるんだろう。でも、こういうのを見ると、おいらみたいに先生を目指して順風満帆、成績優秀な人間が先生になるのは…、っていうのを暗に示しているような気がする。確かに「落ちこぼれ」の方が生徒に身近だから親しみやすいのは当然だし、自分はそういうことを経験していないからその辺は親しみにくい先生かもしれない。でも、落ちこぼれてなくなって、落ちこぼれを諦めるようなことはしないはず。先生になる人は何だかんだで世話好きだから。


 でもこういう先生が有名になって、参議院議員なんて、そういうのになるのはどうかなっては感じるけどね。真に先生であるならば常に現場にいるのがベストなような気がするんだけどなあ。


 ちなみにこの本はいいですよ。勉強が全く出来ない人がセンター試験をどうやって勉強していけばいいか、あるいは理学部に入るための数学と物理の勉強方法が後ろの方に載っているんで。そのためだけにこの本を買うのもアリだと思います。使わないで無駄になる参考書にお金を出すよりは、この本にお金を出した方が人生の肥やしになると自分は思います。


 ま、そんなこんなで帰ってきてからは何もせずボーっと怨み屋本舗を見てました。この木下あゆ美は本当にいいって自分は思います。まあ、内容は結構グロテスクですが。でも、個人主義なんですよね今の時代。だからこそ『オール1』や『ホームレス中学生』に書かれてあるような人の優しさに皆惹かれていくし、でもその一方では望まない優しさは憎しみに変えてしまうっていう矛盾した世の中なんだよねえ。


 そんなこんなでもうこの部屋で過ごすのも2ヶ月ちょっとになってしまいましたなあ。