青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

5月に買った本②

 

なぜ歴史を学ぶのか

なぜ歴史を学ぶのか

 

  歴史学の立場から、「歴史」にいかにアプローチできるかを叙述しているもの。歴史は解釈であるからこそ、フェイクニュースの叙述も「歴史」なんだよね。そうした「歴史」に対して、学問の立場から論じたものになっています。

 

  まだ読み途中ですが、現在の公民教育では「政治的中立性」が課題となっていますが、そうした中立性の議論においては、教師の意見を表明することが重要になっている、そんなことを指摘しています。教師が「中立である」「多様な価値観を示す」ことは、現状の肯定でよい、ということを価値観として暗に教えることにもつながるわけで。

 これから公共も始まりますが、教師のポジションをいかに示すかが重要ですね。