青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

表へ出てみました。

 今日は家にいてもあれだったので、外に出てみました。ちょっと相模原市まで。うわ、神奈川じゃん、遠!って思う方がいるかと思いますが、運賃は国分寺駅から片道450円、だいたい水道橋ぐらいまでの距離なんで、意外と近いことが分かります。
 で、なんでそんなわざわざ2回目の神奈川上陸を果たしたのかというと、どうも相模原では秋に「相模ねぶたカーニバル」なるものをやっているらしく、「ねぶた」と聞くとかなり敏感に反応してしまう僕は暇だったので一人で行ってきたわけですよ。事前に予習をしていったので、ガッカリはしませんでしたが、


ぶっちゃけあれはねぶたではありません。


 今のねぶたではないですね。扇形のねぷたやおそらく雰囲気から竹で骨を組んだであろう人形があって、これはどちらかというと、秋田の「ねぶながし」にそっくりではないかと。ちなみに事前に調べたところねぶながしの行われているところと姉妹都市みたいで。なんで、正確にいうと今のねぶたとは関係ないです。


 あとは思ったことを箇条書きにしていきます。

  • 子どものマーチングバンドがあんなにいっぱいあるってすごいなって思いました。やっぱ人口が多いなあ。
  • ソーラン節を踊ろうとする子どもを必死にビデオカメラでとらえようとする親の波がすごかった。芸能人がいるかのような波。やっぱ人口がおおいなあ。
  • 小学生の列、列、列、あれで3年だけだって言うんだから全校児童何人だよ、やっぱ人口おおいなあ。
  • ねぶたを見ているものから言わせていただくと、ぶっちゃけへなちょこ太鼓でした。あれが相模原のオリジナルって言うんならいいけど。ねぶたの笛も録音したもので、しかも一小節目、二小節目と三〜七小節目のリズム(スピード)が微妙にずれてるから、太鼓もその時になると、ずれる。もっとまともなテープ録音しようや。
  • あと、笛いねえ。笛人口を増やせよ、太鼓いいからさ。
  • 弘前ねぷたの方々もいました。やっぱ弘前ねぷたの方は笛はプロですね。多分地元の方でしょう。でも、太鼓がこりゃまた付け焼刃の太鼓。あんなんだったら僕の方が上手いっつーの。


 ええと、表面的に言わせていただくと、すごくよかったんじゃないですね。やっぱこういう子どもが参加する活動って大事ですよね。それに青森のねぶたやねぷたの掛け声や囃子を使っていただけるなら、これ幸いなことだと思います。今度は5回ごとといわず、毎年人形型も相模原で運行すればいいと思います。
 今思っていることを正直に話すと、何だあれ?あんなのねぶたじゃねーよ。今すぐ名前を「ねぷた」か「ねぶ」に変更しろ。色塗るときだって、どうせ普通の絵の具だろ?明りに照らしてみれば分かるんだよ。掛け声だけじゃねーか。あと、囃子だよ、何だよあれ?鶴田町みたいに中途半端な太鼓しやがって。囃子を使うんならちゃんとやれよ、僕みたいな付け焼刃な演奏しやがって。


 そうやって考えると、本当に青森のねぶた・ねぷた囃子方っていうのはすごいんだな、って感じました。あそこはプロだからね。だから、ねぶたの冠をつけるなら、もっとちゃんとねぶたに近づけたものを用意して欲しいね。そう思いました。