青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

 さっきの話の続きです。長くなりそうなので分けてみました。
 じゃあ、この現状を聞いて何を考えなければならないのか、考えることは山ほどありますが、その中でも今日、広河氏が言っていたのは、


情報に対して疑いを持つ


 ということです。日本はご都合主義な国です。メディアも被害者の残虐な映像や現状はほぼ皆無に等しいくらい放送しません。もし、放送したらそれはスポンサーから文句が来るからでしょう。特に9.11事件後の日本はアメリカに賛同してイラクに攻撃を仕掛けるいわば、加害者なわけです。その加害者が被害者を隠す、さらには、我々が加害者であることを自覚していない世の中、日本はこういう国だということをおっしゃっていました。


 また、原子力発電もチェルノブイリの現状を上で若干自分なりに示したと思いますが、決して、絶対に日本では起こりえないということではないのです。特に、青森県では東通原発六ヶ所村の核燃料再処理施設という、とっても危ない施設を多く抱えています。それを、国は助成金などを出して保護をしているわけです。市町村合併の現状を見てください、青森県六ヶ所村東通村は合併しましたか?していません。数多くの自治体が財政難の中で、誘致のために多くのお金が貰え、裕福な財政運用ができるわけです。また、青森のテレビでは原子力発電がいかに有用な発電方法か、また、安全な方法であるかを示した放送がごくごくたま〜にやっています。これだって、このような現実が背後に隠れていることを青森県民は知らなくてはいけないのに、それを隠蔽しています。もし、チェルノブイリみたいなことが起これば、青森県は最悪なくなってしまいます。津軽地方もその例外ではありませんし、秋田や岩手だって同じです。そのような最悪のケースを想定させることをメディア側は意図的に封印しているという視点を、持たなくてはならないと思います。どちらがいいとかそういう問題ではなく、大事なことはメディアの裏にはこういうリスクもあるのだということを、知ることです。