青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

 土曜日、新宿。アフリカの授業に向けて本を買った。
 日曜日、新宿。アフリカの授業に向けて本を買った。
 月曜日、いつも通り。アフリカの授業のために中田英寿のやつと、あいのりを見た。あいのりでゾマホンに日本の歴史が全く分からなっていないあいのりメンバーが怒られていたのを見て、なんだかくやしかった。それは社会科を、歴史を専攻とし、それを教えていく立場に立とうとしている人間として。そこまで日本の歴史というのは忘れ去られてしまうのか、そこまで日本の歴史は教えているはずなのにまるで教えていないようになってしまうのか、と。これは彼らの問題だけでなく、日本の問題でもあるし、社会科の教師の問題でもある。
 そういえば去年、韓国から来ていて歴史教育の先生のもとにいた研究員の人が「日本人は日本の歴史を全く知らない」と嘆いていた。日本の歴史って興味のない人にとってはどうでもいいことなのだろう。それが今のネオリベラリズム社会の個人主義と呼ばれる所以なのだろう。
 でも、それだと何だか悔しい。日本史を、そこにある社会、そこに生きた人々の姿を通じて、大人になっても印象に残るような形で教えていきたいと気持ちを強くするばかり。
 火曜日、いつも通り。ゼミで教育社会学のものを読んで、社会学者が89年版学習指導要領の地点で現在の日本の社会や教育の行く末を予想していた(本当かと思うが)かのように説明していたのが驚きだった。これを見ると、政府が教育に介入しまくっている教育の寂しさを強く感じてしまう。