買った本の紹介
待ち時間の暇つぶしのために購入。ちゃんと伏線がはられていて、最後に一気に回収する感じが心地よい。
あとは、いじめている側の自己弁護とそれを結果的に擁護することになる担任を、いじめられた側からみている部分の描写が克明。やっぱ本屋大賞だけある。おすすめ。
東ロボプロジェクトに関わった新井紀子先生の著書。AIは東大には入れなかったが、その一方で我々自身の読解力がないのでは、ということでRSTと呼ばれる試験をつくり、その分析から、読解力を育てるにはどうしたらよいかを論じたもの。
サンプル問題がありましたが、これが意外とできない。そして、我々の業界だとどうしても読解力ではない要素(歴史なら、その事象を知っていること)から読み解いていることがわかる。
生徒の読解傾向をふまえた教育が必要。と同時に、教科書を丁寧に読ませることの重要性を感じる一冊でした。