2007-06-09 実習でした授業 一応題名と軽い内容を載せておきます。この部分をやろうという方の参考になればと思います。 1時間目 改新の詔 改新の詔に注目させ、その中から補足として郡評論争を取り上げ、様々な説を紹介した。 2時間目 中大兄皇子 日本史の中では「頑張った人」というプラスのイメージで捉えられている中大兄皇子を陰謀などを交えつつ敢えてマイナスイメージとして紹介。その中で、生徒の中大兄皇子像の変化をアンケートする。 3時間目 天智天皇と天武天皇 二人の政策を紹介した他に、壬申の乱をターニングポイントに、中央集権体制が確立したことを、2時間目の授業の続きとして説明。 4時間目 持統天皇と白鳳文化 ここは単に知識だけの説明。特に修学旅行で行くらしい薬師寺については詳しく説明。薬師寺のお坊さんには「6重!!」と答えてあげてと植えつける。 5時間目 白鳳文化と奈良時代の役人 興福寺仏頭のすばらしさを伝え、高松塚古墳壁画から文化財保存について考えさせ、津軽弁と奈良時代の関係、奈良時代の役人の様々な仕事・勤務実態を紹介。 6時間目 奈良時代の貨幣と班田収授法 柏のジャスコのガチャガチャで和同開珎が当たったので、教材として使い、貨幣の授業。それに7時間目への導入として班田収授法、及び口分田・租の計算を行う。 7時間目 奈良時代の農民の税 (研究授業) 前回の租の計算問題から始め、租調庸、雑徭、義倉、出挙、兵役などの税を説明。途中麻・絹・粟などの実物を生徒に回して体感させる。そして、税から逃れ生きるための農民の様々な行動を説明し、これらの行動は「本能的な行動」だったのか「知恵を働かせた意思的な行動」だったのかを生徒にアンケート調査。