青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

先月と今月で買った本とDVD

 いずれも教材研究のために。

 

  大河ドラマ平清盛」は視聴率は悪かったものの、日本史を教える上では、この上なく有益な情報がいっぱい。特に、保元の乱平治の乱については、このDVDをみればおおよその内容がわかる。夏期講習でこれを使って、保元の乱平治の乱のあらすじを確認しました。

 このドラマで平清盛白河上皇落胤説を採用していたりとか、ドラマの要素はあるものの、例えば頼長の男色を表現していたり、保元の乱の際に死刑が復活し、叔父や父親を斬首するシーン、二条天皇を女装させて御所から脱出させるシーンなど、なかなかいい感じです。

 そして、なかなか覚えづらい摂関家が、頼長=山本耕史信西阿部サダヲ、信頼=塚地武雅で覚えられるのが最高。

 

 

 

 

 

  これも夏期講習のために購入。那須与一の扇の的、壇の浦での義経八艘飛び、知盛の最期、大物浦で知盛の亡霊に出会うシーン、腰越状静御前の舞、勧進帳、そして義経自害と弁慶の立ち往生が見られます。

 さすがに平清盛よりは、エンタメ要素が強いかな。それにしても、滝沢秀明がイケメンですよね。

 2022年の「鎌倉殿の13人」はこの続きを描くということで、楽しみでしょうがないです。

 

 

 

  一応購入して読んでいます。個人的には、「ミミヲキリハナヲソギ」は、聞くと残虐に感じるけど、この時代からすれば、死罪よりも刑一等下げられた刑罰である、という当時の法秩序と照らし合わせて分析しているところが面白いですね。

 日本中世史は、現在と異なる価値観の詰め合わせセットみたいな時代なので、ぜひエンパシーを働かせて歴史を考えてほしいですね。命よりも大切な先祖代々の土地、というのも今の我々には中々考えられない価値観だと思いますし。

 

 

 

 あとは以前買ったものですが、以下の本を読みながら、日本史の教材づくりをしています。