青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

今月買った本

 

 社会で求められている人材が変わっている中で、そこに気づいて徹底的に実践されている工藤勇一先生と、鴻上尚史さんとの対談本。

 工藤先生の本をかなり読んでいる自分からすれば、「当たり前」のことしか書いていないのですが、こうした考えはまだまだマイノリティのようで。

 「校則を自由にした」とか、「定期考査を廃止した」とか、「担任制をやめた」とか、そういう手段が語られることが多いですが、その手段だけをとって「形だけ」やるのはとても危険。

 むしろこの本から読み解いてほしいのは、「何のために教育をするのか」、という目標であり、校則や定期考査、担任制の変更はその手段でしかない、ということである。そうした視点で読むと、いろいろなことが見えてくると思います。おすすめ。