青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

資料問題から日本史を考える 共通テストの分析をふまえて

駿台の鈴木和裕先生の講座に参加してきました。その内容のまとめ。 1.センター試験と共通テストの違い ①共通テストは知らないことを前提に考えさせる ②資料問題が増えるとともに、資料から読み取れるものや、史料のそのものの読解にまで踏み込まなければな…

読んでいる本

はじめての明治史 (ちくまプリマー新書) 作者: 山口輝臣 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2018/11/06 メディア: 新書 この商品を含むブログ (1件) を見る 東大をはじめとする明治時代を専門とする先生方が、東大で講義した内容をまとめたもの。そのため、…

問いの構造図から作る科学的探究学習の構成原理ー構造化しない「なぜ」学習の問題点ー

(要約) 加藤公明実践のような「1つか2つの資料の読み込みに時間をかけ、議論をさせてはどうか」という批判への批判 加藤実践自体は意識的に、前の時代(これまでの授業)で獲得した見方を活用して資料の読み込みを行わせている。ただし、 1.生徒に探究…

東京大学の日本史とは

今日は、駿台の福井紳一先生の東大日本史解説会に行きました。 福井先生の話の深さもさることながら、改めて東大日本史で問うていることの深さを感じた。 大問1は貴族が日記をつける理由。これはリード文を見て、当時の貴族の「すごさ」の基準が、年中行事…

受験指導&受験結果をふまえて思うこと

この記事は、以下の記事の続きになります。 この2年の日本史授業を振り返って - 青い森のねぷたいブログ 高校3年生の受験が一通り終わりました。今回の結果です。日本史履修者では一橋大学や早稲田大学、慶應大学、上智大学、GMARCHと呼ばれる大学に多くの…

授業をしていて思ったこと

昨日、中1の先生がお休みだったので、急遽歴史の授業をしてくれと言われた。 テーマは「推古朝の政治」。授業をすることになったのは授業の1時間前。プリントをもらったのは10分前というからすごい。 で、それで授業をしちゃう自分も自分なのだがw 一応…

 aoimori idol award 2018

久々にウェブ掲載を行います。ウェブ掲載は4年ぶりですね。ただ2004年から続いていますので、今回が節目の15年目となりました。 今年は以下の通りとなりました。

2018年をふりかえる(オタク活動編)

1月 ・4日 26時のマスカレイド@渋谷ワンマンライブ ・8日 わーすた@赤坂 ・9日 26時のマスカレイド新年会 ・13日 SUPER☆GiRLS(スパガ)個別撮影会(浅川・阿部) ・14日 わーすた@渋谷(小玉・廣川) ・14日 飯豊まりえ@渋谷 ・23日 2…

2018年をふりかえる(仕事編)

2019年、長めにいいたいことはブログに書こうと思い、活動を再開しました。 その前に、積み残しを処理します。2018年の振り返りです。仕事編とオタク活動編の2本で行きます。 まずは仕事編 1月 ・風雲児たちのドラマが日本史の勉強によい。 ・予備…

最近読んだ本

0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる 学ぶ人と育てる人のための教科書 作者: 落合陽一 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2018/11/29 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る これから生きていくために必要な資質とその学び方が書い…

この2年の日本史授業を振り返って

忘れないようにメモメモ。 このブログでだらだら書くのは、どうやら2年ぶりらしい。2017年の正月に書いた記事が最後だった様子。 2年前は初めての受験指導をして、その生徒が初めてセンター試験に臨む、という時だった。 結果は、一橋大学、早稲田大学…

2019年の抱負

今週のお題「2019年の抱負」 今教えている生徒の希望進路実現のため、日本史の授業をする。 次の指導要領改訂をみすえた日本史授業を開発する。 歴史総合や日本史探究に関する実践を学会発表する。 なるべく早く帰る。 1日6時間以上は寝るようにする。 だら…

2019年の展望

先日日本社会科教育学会の機関誌が送られてきて、今自分が考えていることを言い当てている感じがしたのでその感想を述べたいと思います(批評とまではいかないので)。 タイトル「社会的パフォーマンス課題における真正性の類型化と段階性の実践的検証」(豊…

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。 はてなダイアリーが春に閉鎖ということで、2019年、ブログへ移転しました。時間のある時には思ったことをメモ書き程度に書いていこうと思います。 よろしくお願いします。 青い森2019

2020年の大学入試問題 (講談社現代新書)作者: 石川一郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2016/02/17メディア: 新書この商品を含むブログ (6件) を見る 新しい入試形式について紹介。何かこういう問題と向き合っていると、教師になる人ができるような問題のレ…

いま、ちまたでは2020年型学力が話題となっている。入試システムもそれに合わせて変わるのだそうだ。 2020年型学力は、自分の感覚でざっくり説明すると、それまでの知識注入型、講義式、一問一答形式の学力観や授業観ではなく、思考重視型、議論や発表などの…

公教育をイチから考えよう作者: リヒテルズ直子,苫野一徳出版社/メーカー: 日本評論社発売日: 2016/08/12メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る これからの公教育をまさに考えるための一冊。オランダの教育を参考にしながら、教師が知識を教授…

お正月、実家に帰ってきて、パワプロやったり、紅白見たり、毎日のようにジャスコに行って、図書館で本借りて読んだり、パワプロやったり、ガキ使ようやく見終わったり、たらふくご飯を食べたり、パワプロやったりしながら過ごしています。 最近目指している…

新年あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いします。 青い森2017

図書館から借りてきた本

実家の近くに図書館ができたので、借りてきた本です。未来を切り拓く世界史教育の探求作者: 米山宏史出版社/メーカー: 花伝社発売日: 2016/08/25メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る 歴史総合を考えるために、世界史の立場から。特…

今の学校へ異動してきて2年目になりました。当然、2年目ともなればこの学校の色にも少しずつ染まってきているわけで、特に今は高校3年生の受験指導をしているので、それはそれは一生懸命受験指導をしています。 逆に、高2の時に、受験を意識して教えなかった…

ここ2日間は、冬休み気分を満喫しています。今日も録りだめしていた池上彰の番組をようやく見て、林修VS本郷和人の番組をリアルタイムで見れた。こんな幸せなことはないよね。 ちなみに自分はテレビっ子なので、授業のネタはおおよそテレビから仕入れるこ…

進学校って

最近、自分が卒業した大学の付属高校のいじめ報道が話題となった。といっても、自分はこの高校には一度も行ったことがないので内情は分からないが、ネットを見る限りだと、こうしたいじめに近いものはあったようで、それを学校側が隠していたと。ただ、今回…

歴史教育の矛盾

何だか申し訳なく思う。今回の定期考査、今までトップだったクラスの平均点を最下位にまで下げてしまった。 10月から病休の先生に代わって、中2の歴史的分野を担当している。担当したからには、生徒が将来社会に出た時に意味のある日本史を、と、織田信長が…

久々に更新します。

今の学校に異動してからは初めてですね。 この一年半、違った意味で自分の人生を揺さぶられる出来事ばかりで、正直やめたいと思うこともありましたが、まあ、何とか生きています。 こんなことを書いている余裕がないくらいでしたが、とりあえずようやく落ち…

大原櫻子@豊洲

あんまりアイドルのカテゴリに入れるのはどうかと思うけど、まあ、こっちの方が検索しやすいので。 今日は、豊洲に大原櫻子のフリーライブを見に行きました。去年の6月にはまってから、フリーライブに行くのはまだ2回目。しかも今回はハイタッチ会付だった…

cheeky paradeと今の自分を振り返って

長く書きます。

cheeky parade@秋葉原・浜松町

14日、チキパの写真集イベントに行ってきました。ゆりゃ(鈴木友梨耶)のところに2回行って、卒業の話と、あとは「いつもありがとう」って向こうから言われただけで、もう僕は幸せでした。 15日、チキパのオキテに久々に行きました。マツモトクラブのネタを…

最近買った本

健康で文化的な最低限度の生活 2 (2) (ビッグコミックス)作者: 柏木ハルコ出版社/メーカー: 小学館発売日: 2015/01/30メディア: コミックこの商品を含むブログ (15件) を見る社会の教材に使えればと思って。 中国嫁日記(四)作者: 井上純一出版社/メーカー: K…