青い森のねぷたいブログ

青い森です。東京の某所で教職についています。教職に関することを主につぶやいていきます。

3月に買った本②

歴史をする: 生徒をいかす教え方・学び方とその評価 作者:リンダ・S・レヴィスティック,キース・C・バートン 発売日: 2021/03/24 メディア: 単行本 バートンとレヴィスティックの「Doing History」の抄訳本。すでに「コモングッドのための歴史教育」が翻訳さ…

3月に買った本

地理授業づくり入門: 中学校社会科での実践を基に 作者:正剛, 荒井 発売日: 2019/09/22 メディア: 単行本 本当は地理が苦手な先生のための 中学社会 地理的分野の授業デザイン&実践モデル (中学校社会サポートBOOKS) 作者:吉水 裕也 発売日: 2018/08/09 メデ…

2月に買った本②

川端裕介の中学校社会科授業 見方・考え方を働かせる発問スキル50 作者:川端 裕介 発売日: 2021/02/17 メディア: 単行本 実際の授業を考える上での発問スキルが丁寧に載っています。おすすめ 高校社会「地理総合」の授業を創る 作者:井田 仁康 発売日: 2021/…

2月に買った本

明治十四年の政変 (インターナショナル新書) 作者:久保田 哲 発売日: 2021/02/05 メディア: 新書 まだ眺め読みしかしてないけど、大隈と伊藤だけじゃなく、福沢諭吉、黒田清隆、井上毅などの登場人物もふまえながら丁寧に描かれている。改めて、明治十四年の…

いろいろと更新していきます。

社会系教科教育学会で読んだ論考① 歴史的エンパシーの実証的研究 (石井天真) 歴史的エンパシーとは、過去を異文化ととらえ、異質な他者としての過去の人々の思考や感情を理解を目指す学習や資質能力のことである。この研究では、生徒があらかじめ持ってい…

1月に買った本

戦争は女の顔をしていない 2 (単行本コミックス) 作者:小梅 けいと 発売日: 2020/12/26 メディア: Kindle版 独ソ戦に従軍した女性たちの話をまとめた原作の漫画化第2巻。今回も、人々の視点から描く戦争の経験というのがありありと伝わってくる内容になって…

奥山研司「歴史学習における解釈学習のあり方」(金子邦秀監修 『多様化時代の社会科授業デザイン』より)

学習指導要領の改訂により、史資料から歴史を解釈する学習がクローズアップされている。 ただし、気を付けなければならないのが、生徒の自由な解釈を認めすぎると、歴史相対主義を招き、子どもたちの「事実」「史実」を探究しようとする意欲・姿勢を損ね、探…

社会科教育を考える2021(主体的に学ぶとは?)

毎年、この時期だからこそ文章化できている、社会科教育(歴史教育)に関する私見。ただし、自分の勤務校に馴染めば馴染むほど、社会科教育を忘れてしまいがちになってしまいます。 そんなわけで、2021年に個人的に思っていることをつらつらと書いていきたい…

 2020年の教育を振り返る

新年が明けましたが、ひとまず2020年の振り返りをしたいと思います。

書評 延近充『入試問題の作り方』

*[書評] 延近充『入試問題の作り方』 入試問題の作り方 思考力・判断力・表現力を評価するために 作者:延近 充 発売日: 2020/12/24 メディア: 単行本(ソフトカバー) 本書では、慶應大学経済学部の入試問題の制作に長らく携わってきた著者が、自らの入試作…

書評 『社会科授業づくりの理論と方法』 (渡部竜也・井手口泰典著)

社会科授業づくりの理論と方法 本質的な問いを生かした科学的探求学習 作者:渡部 竜也,井手口 泰典 発売日: 2020/11/12 メディア: 単行本 本書は、1978年に森分孝治氏が出版した『社会科授業構成の理論と方法』で提唱されている科学的探求学習を、渡部竜也氏…

12月に買った本

感染症の日本史 (文春新書) 作者:磯田 道史 発売日: 2020/09/18 メディア: Kindle版 磯田先生らしく、史料に基づいた分析となっています。原敬がインフルエンザになった話題も、内閣総理大臣というわけではなく、罹患者という視点で描く。歴史学者ならでは、…

2020年を振り返る(仕事編)

1月 ・地理の授業実践に関する原稿を書く。 ・学会発表に向けて、原稿を書き直す。 ・バレーボールの大会に参加。関東大会常連のチームにパーフェクト(0-25)で負ける。 ・この世界のさらにいくつもの片隅にを見る。 2月 ・教育委員会の仕事での研究発表。…

2020年を振り返る(仕事編)

1月 -地理の授業実践に関する原稿を書く。 -学会発表に向けて、原稿を書き直す。 -バレーボールの大会に参加。関東大会常連のチームにパーフェクト(0-25)で負ける。 -この世界のさらにいくつもの片隅にを見る。 2月 -教育委員会の仕事での研究発表。同じ地…

M-1グランプリに思うこと

今年のM-1グランプリをみた。M-1は毎年楽しみにしているから、M-1だけは生放送で見ようと決めている。 今年は誰が優勝してもおかしくない大会の中で、マヂカルラブリーが優勝。本当におめでとうございます。 facebookで見つけた深見太一先生という、小学校の…

11月に買った本

今月はテストを作っていたので少なめでした。 昭和天皇物語(7) (ビッグコミックス) 作者:能條純一,半藤一利,永福一成 発売日: 2020/11/30 メディア: Kindle版 いよいよ天皇になって、田中義一も出てきました。ここからどう描かれるかが楽しみ。

今月買った本

買った本をメモしておく。 歴史人口学事始め (ちくま新書) 作者:融, 速水 発売日: 2020/02/06 メディア: 新書 人口から読む日本の歴史 (講談社学術文庫) 作者:鬼頭宏 発売日: 2015/10/23 メディア: Kindle版 最新 図解で早わかり MaaSがまるごとわかる本 作…

歴史総合を考える(夏期講座での取り組みを通して)

昨年度から、職員室で社会科の先生がしている雑談(歴史に関すること)を生徒にも公開しよう、をテーマに夏期講座を開講している。 昨年度は、自分が語り手となり、国語の先生(といっても、ディベートに熱心で社会情勢にも詳しい先生)が司会者となって行っ…

お盆が終わってしまいましたね

火曜日から金曜日まで4連休でした。ここ数年の手帳を調べてみると、夏休みに4連休していたことがなかったようで、コロナだからなのか、今年は家にいる時間が本当に多く、幸せです。 ひとまずこれまで原稿としてやってきたことが形になってきました。 某教…

蒙古襲来と「モッコ」の関係

青森ローカルネタシリーズです。歴史秘話ヒストリアを見て書きたくなって書いています。 青森県の子守唄には、なぜか寝ないと山から「モッコ」がくるぞ、という歌詞が多いです。例えば、地元つがる市木造地区のもの ねんねんころりよ おころりよ泣げば山がら…

ねぶた祭りを考える2020

日記のログを調べたら、およそ7年ぶりに書くようです。 ねぶた祭りを考える2020。今年は、新型コロナウイルス感染拡大のため、県内すべての祭りが中止となりました。青森市も弘前市も八戸市も五所川原市も、そして、つがる市も。当然、東京の立川市羽衣…

歴史秘話ヒストリアの日本中世史のところを見まくっている

ここ最近、歴史秘話ヒストリアを授業で見せるために、録りだめしていたヒストリアを見直している。 見直しているのは、「承久の乱」「蒙古襲来」「足利義満」「観応の擾乱+嘉吉の徳政令+応仁の乱」の回。あと、「観応の擾乱」と「応仁の乱」は単独でやって…

先月と今月で買った本とDVD

いずれも教材研究のために。 松山ケンイチ主演 大河ドラマ 平清盛 完全版 DVD-BOX I 全7枚+特典ディスク【NHKスクエア限定商品】 メディア: DVD 大河ドラマ「平清盛」は視聴率は悪かったものの、日本史を教える上では、この上なく有益な情報がいっぱい。特…

高大連携歴史教育研究会をzoomで参加

便利な世の中になりましたね。家にいながら、歴史教育の研究会に参加できるなんて。 ということで、今日は高大連携歴史教育研究会の研究会に参加しました。 午前中は、「新学習指導要領の歴史系科目を通して、いかなる「資質・能力」の育成を目指すべきか」…

買った本

コロナ自粛で全然本を買ってませんでしたが、少しずつ本を買い始めました。こないだは久々に書店にも行けました。 木簡 古代からの便り 発売日: 2020/02/28 メディア: 単行本 教材研究のために。ただ、自分にとって有益な情報は載ってなかった。朝日新聞で自…

『社会科教育研究』を読んで②

岩崎圭祐「教師が個人的な見解を表明することの教育的効果ー政治的中立性に関する議論への一提言―」 (内容) 日本では、論争問題学習をする際、「政治的中立」という観点から、「教員が特定の見解を自分の考えとして述べることについては、教員の認識が生徒…

『社会科教育研究』第139号を読んで①

『社会科教育研究』139号が届いたので読みました。 今回のは面白い論稿があったので、いくつか紹介します。 小栗優貴・中山智貴「社会系教員志望学生は社会科教育に関する講義の何にレリバンスを見出したかー再生刺激法を通した教育大学大学生の自己報告を事…

思ったことをつらつら書いてみる②

もともとこのブログは、自分の思考の忘備録として残しておいているものなので、この超絶に社会科教育(市民性教育)が必要になっている時期だからこそ、残しておかなければならないと思い、書いてみたいと思います。 ここに書くことはあくまでも超絶主観です…

ETV特集をみています。

ついに、うちの学校も教員が自宅勤務を命じられています。そのため、自宅での作業が増えています。 そのため、これまで教材としてストックはしていたのだが、見られなかったものを一気見したりしながら過ごしています。 で、最近面白いなと思うのが、ETV特集…

思ったことをつらつらと書く

新型コロナウイルスは、もはや全世界をおおい、学校再開もまったく目途が立っていない。ひとまず5月7日にはスタートすることにはなっているが、この感染拡大の状況をみている限り、5月7日は無理だろう。今もなお、感染者が拡大している状況なので、緊急事態…